【現役探偵が教える!】盗聴対策~盗聴行為に対してどう対策すべきか~


盗聴行為は許されるものではありません。
しかし、どこで、どのようにして行為が起こっているのかもわからず、現実に不安があったとしても、なかなか盗聴器の可能性まで考えて、探偵や盗聴器発見業者に調査を依頼しようと考えるまでには至らないかもしれません。
一方で不安な気持ちを抱えながら生活したくないといった葛藤もあることでしょう。

そこで今回は、自分でできる盗聴対策と探偵やプロの業者に依頼する場合の、大きく二通りのパターンを確認していきましょう。

  1. 身近に潜む盗聴器の危険
  2. 自分でできる盗聴の対策方法
  3. プロならではの盗聴対策とは?

1.身近に潜む盗聴器の危険

盗聴器が仕掛けられる可能性は様々な状況や環境によって異なります。
いくつか例を挙げてみます。

盗聴器を仕掛けられる可能性が高い場合

  • 自分がいない時間に自宅を出入りできる人物がいる
  • 空き巣に入られた
  • 会社等の組織において重要なポストにいる
  • 他人の情報を多く知り得る職業に就いている
  • 自宅は以前に別の人物が居住していた
  • 浮気等、家族や誰かに疑われるような行動をしている
  • 最近、配偶者や交際相手と良くない別れ方をした
  • トラブルや誰かに妬まれるようなことがある
  • 同業種の人物を雇い入れた
  • 従業員が競合他社に雇用された
  • 従業員が同業種の事業を始めた
  • 親しくない人物(内装業者等)を家に入れた

可能性の話をするとキリがありませんが、上記の内容に該当しない場合よりかは、可能性が高いと言えます。
盗聴を行うには何らかの目的があるはずです。
そのように考えると自ずと仕掛けられている可能性が高い場所が推測できます。
場所ごとに仕掛けられる可能性が高い場所を見ていきましょう。

1-1.自宅編

  • リビングルーム
  • 書斎等、仕事部屋
  • 寝室
  • ダイニングルーム

盗聴するわけですから、トイレや風呂場、玄関などは考えにくいでしょう。
さらに細かい分類をして探すのであれば、下記のような部分に注意してみてください。

1-1-1.コンセント付近(危険度:大)

盗聴器は電力を必要とします。バッテリー式のものもありますが、バッテリーが切れてしまっては機能しません。そうなると電源を供給できるコンセント付近に仕掛けられる可能性は非常に高いです。

1-1-2.電話機(危険度:大)

電話は必ず声を発します。盗聴器は声を聞くための物ですから、可能性は高いです。
屋外に設置されている保安器に設置するタイプもあります。その場合、仕掛ける難易度は下がってしまい、盗聴器の危険性が増します。

1-1-3.置き時計、掛け時計、ぬいぐるみ等の置物(危険度:中)

こういった物の場合、バッテリー式ということになるので可能性は下がりますが、あまり親しくない方からのプレゼント等であれば危険度は増すでしょう。

1-1-4.ベッドやソファーの下、タンスの裏、エアコン等の家電製品付近(危険度:小)

上記の項目に比べると危険度は下がりますが、隠しやすい場所であるということを考えると可能性はあります。

1-2.オフィス編

  • 会議室
  • 社長室
  • 来客用の部屋

重要な会話をする部屋や、第三者が立ち入ることができる部屋が危険と言えるでしょう。
オフィスの場合、誰が誰をターゲットとしているかがわからない為、可能性が低い場所というのは一概に言えないのかもしれません。
コンセント付近やパソコンや電話機等、電化製品の周辺が危険と言えるでしょう。

1-3.デジタル盗聴器に関して

デジタル盗聴器というものを耳にしたことがあるでしょうか。
皆さんが盗聴器と聞いてイメージする物は下の画像のようなものではないでしょうか。

こういったものをトランシーバーのような機械で探すというのが一般的なイメージかと思います。
こういったものはアナログ波という電波を飛ばしており、それを拾うことで音声を聞いたり、盗聴器を発見したりするといったものです。

一方、デジタル式の盗聴器はデジタル波という電波を飛ばして盗聴器として応用する物です。
デジタル式の盗聴器として一般的に使用されている携帯電話を例に挙げてみるとわかりやすいかもしれません。
携帯電話を部屋の音声が拾える場所に置いて、外部からその携帯電話に電話をかけます。
部屋の中の携帯電話は着信があった場合に自動的に応答する機能が付いています。
すると携帯電話同士は通話状態となり、部屋の中の音声が聞こえてくるという仕組みです。

こちらはアナログ波をキャッチする盗聴発見器では発見することはできません。
特殊な機材が必要となり、発見が困難になります。

しかし、デジタル式の盗聴器にもデメリットはあります。

それは下記のようなものです。

  • 盗聴器本体が大きく、見つかりやすい
  • 見つかった場合に身元を特定される可能性がある
  • バッテリーが切れると動かない
  • 電源供給しないといけない為、コンセント付近を探すと見つかりやすい
  • 携帯電話の電波が届かないところでは使用できない
  • 音声が聞こえにくい
  • アナログ式に比べて値段が高い

2.自分でできる盗聴の対策方法

盗聴器が仕掛けられていた場合は、機材を探すしかありませんが、仕掛けられないように対策することは可能です。
以下の項目を実行してみましょう。

2-1.知らない人間を自宅に入れない

仕掛けている人物が身内や同居人の場合は対策できない内容ですが、なるべく、親しくない人物を自宅に招き入れるということは避けましょう。
といっても来客や内装業者等を拒むわけにはいかないと思いますので、訪問した人物が帰ったあとに、見慣れないものや不自然な物がないかチェックしてみましょう。

2-2.引っ越しをする前に確認する

賃貸物件を借りる際、中古の物件を購入する際に、前の住人がどういった人物であったかということはわからない場合が多いと思います。
そういった部分を心配する方は少なくないようで、不動産会社もそういった相談をいくつも受けており、探偵事務所や盗聴発見業者と付き合いがあることが多いです。
不動産会社を通じて、または直接紹介してくれることもあるので、一度相談してみましょう。

2-3.もらい物や中古品に気をつける

もらった物や購入した物の中に盗聴器が仕込まれているというケースです。
特にバッテリーで動くものやコンセントに差して使用する電化製品等は注意が必要です。
信頼できる人や場所から購入するようにしましょう。
電化製品等は分解するわけにはいかないと思いますので、これは専用の発見器を使用して調べるしかありません。

3.プロならではの盗聴対策とは?

次はプロがどういった対策をするかという部分をご説明します。
基本的には盗聴に対する知識が深く、専用の機材を所有しているという方以外、プロに任せることをおすすめします。
とくに、一度でも盗聴器が発見されたことがある場合、犯人が再度、盗聴器を仕掛ける可能性があります。
その場合はより巧妙に、よりわかりにくく仕掛けることでしょう。
詳しく調べもせず、盗聴器が発見できていなかったことを考えてみてください。

十分な対策と言えるのは定期的にチェックをすることです。
定期的にチェックすることにより、常に安心という状況が保たれます。
仮に、盗聴器が仕掛けられていた場合は、ある程度の時期やタイミングが絞り込めるでしょう。さらにチェックする頻度を上げることで、その間に出入りした人物も絞り込めるかもしれません。

また、抑止力として監視カメラを仕掛けることも一つの方法です。
犯人を特定する場合にはカメラとわからないように仕掛けておく必要があります。
プロに依頼する際は、盗聴発見の専門業者か探偵事務所が業務として取り扱っているため、問い合わせてみましょう。
盗聴器の発見という業務自体は探偵の専門業というわけではありません。
探偵業の届出をしていなくても行えます。
業務として取り扱っていない探偵事務所もありますので、ホームページ等で確認してみて下さい。
料金は安いところで3万円前後、高いところだと10万円を超える業者もあります。
その場合は使用する機材等が異なることが多いです。
ホームページ等を見て信頼できそうだと感じたら一度問い合わせてみましょう。

まとめ

盗聴器は電気街やインターネット上などで、安いものなら1万円程度で購入できます。
この手軽さが危険性を増す要因になっています。
発見する機械も多く出回っていますが、安価なものは電波のみを探知するようなタイプが多いため、盗聴器以外の電波にも反応してしまいます。
日々の生活の中で不自然なことがないか、身の回りに見慣れない物がないかという部分を確認してみて下さい。
不安があればプロに相談することをおすすめします。
最近では専用の機材をレンタルする業者もあります。
当社も盗聴発見器のレンタルサービスを行っておりますので、宜しければ下記のURLからご確認ください。
http://www.k-asunaro.com/rental.html