【現役探偵が教える!】浮気相手のことを調べる時は?


夫や妻の浮気が発覚した場合、何を思いますか?
大半の方は「信じられない」、「受け入れられない」、「ただ呆然とする」という状況に陥ってしまうと思います。

では次に何を考えるのでしょうか。
浮気相手について知らない人の大半は「浮気相手はどんな人なんだろう」と考えるのではないでしょうか。
これは何か目的を持って知ろうとするよりも漠然と感じるものです。

何かアクションを起こそうと考えるのはこういった状況の次の段階になることでしょう。
アクションを起こすというのは何か目的があった上でのことです。
目的をはっきりさせておくことは大事なことです。
目的の例としては以下のようなものがあります。

  • 離婚したい
  • 浮気相手と別れさせたい
  • 慰謝料を請求したい

しかし、感情が優先してしまって、「ただ調べたい」、「仕返しをしたいから調べたい」というのではいけません。
相手に対する対応を間違えてしまっては相手に揚げ足を取られてしまいます。
相手のことを知るということは、相手の個人情報を知るということになります。
しっかりと目的を持ち、冷静に対処すべき内容です。
では浮気相手に関して調べることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

1.浮気相手を調べる目的ごとのメリット

先程挙げた浮気相手を調べる目的を基準に考えていきましょう。

1-1.離婚したい

離婚をする場合、”離婚する理由は何か“ということを明確にしておく必要があります。
それは今回の場合は浮気・不倫ということになるでしょう。
それにはまず証拠が必要となり、またどこの誰と浮気をしているのかということも把握しておくと話がスムーズに進むでしょう。

1-2.浮気相手と別れさせたい

夫婦関係を修復したい、浮気相手と別れてもらいたいという目的ももちろんあります。
この場合、相手を知ることが重要になります。
配偶者だけを説得して反省させたとしても、浮気相手がしつこく誘ってくるかもしれません。その場合は浮気相手に対しても事実を認めさせて、反省させる必要があります。

1-3.慰謝料を請求したい

慰謝料を請求するという目的であれば、相手のことを調べなければ前に進めません。
相手の状況や収入をある程度予測することで、こちらの請求方法や請求額も変わってきます。支払いを拒みそうな相手か、どの程度の請求額が通りそうかという部分も見極めることができる場合があります。

2.浮気相手に関して調べる必要があること

2-1.氏名

氏名は相手に対して交渉を行う場合慰謝料を請求する場合調停や裁判の申し立てを行う場合に必要になります。

2-2.住所

氏名と同様に確認する必要がある項目です。
配偶者と別れてしまってから調べようと思っても難しくなる場合があるので、配偶者と接触している内に調べておくことをおすすめします。

2-3.勤務先

氏名、住所のように裁判や慰謝料請求の時に必要というわけではありませんが、以下のような部分を推測できる可能性があります。

  • 相手がどのような人物か
  • 夫や妻とどのような経緯で知り合ったのか
  • 収入はどの程度ありそうか
  • 社会的地位は?
  • 世間体を気にしそうか

浮気相手を知ることで、相手への対応慰謝料の請求額請求の方法も考える必要があります。
また、住所がわからない、変わってしまったという場合も勤務先が判明していれば、そこからの追跡が可能になります。

2-4.家族構成

こちらも裁判や慰謝料請求の際に必要というわけではありませんが、勤務先と同じように相手を知るため、こちらが行動を起こすための判断材料として把握しておいたほうが良いでしょう。
例えば、浮気相手に配偶者がいる場合、配偶者に知られたくないという心理が働く傾向にあります。
子供や親も同様です。
相手の弱みを知り、相手のことを考慮することによって話が進みやすい場合もあります

3.浮気相手を自分で調べるときに注意すること

浮気相手に関して自分で調べたいと考える方もいることでしょう。
ですが、十分に注意して行う必要があります。
相手を調べる際に法律に違反してしまう可能性があります。
ではどういった法律に該当する可能性があるのでしょうか。

3-1.ストーカー規制法

つきまといや待ち伏せ等の行為はストーカー規制法に該当する恐れがあります。
自治体によっては迷惑防止条例につきまとい行為を規制するものもあります。

3-2.住居侵入罪

浮気相手の自宅の敷地内に無断で立ち入る場合に該当する恐れがあります。

3-3.個人情報保護法

不正に相手の個人情報を取得することは個人情報保護法によって禁止されています。
もちろん、きちんと不貞行為が立証できており、裁判や慰謝料請求を目的としている場合は氏名や住所を知る権利はあります。
ですが、大半の場合、しかるべき手続きが必要です。専門の機関に相談しましょう。

相手を調べる際にこのような問題にぶつかってしまう場合がありますので、自分が行おうとしていることが問題のないことかどうかを確認してから調べるようにしましょう。
例えば、配偶者の手帳やメモ、カレンダー等を見る行為や、SNS上で配偶者と関わりのある人物を確認する、浮気相手と思われる人物のアカウントを確認するなどの行為は問題のない範囲と言えるでしょう。
但し、こういった行為も行き過ぎるとプライバシーの侵害と言われかねませんのでご注意ください。

4.探偵に調査を依頼する場合

では探偵に「浮気相手のことを調べて欲しい」と依頼した場合、どういったことまで調べることができるのでしょうか。

例えば探偵事務所に行き、この人のことを調べて欲しいと伝えたとします。
そうすると依頼人のことを考えてくれる探偵事務所であれば、「どういう関係性か?」、「不貞行為を証明するものはあるか?」と聞くはずです。
つまり、誰でも調べられるわけではないということです。

そして「依頼人のことを考えてくれる」と強調したのは仮に全く関係のない人物であったり、思い違いであったりした場合に、その人物を調べることが依頼人にとってはリスクになってしまうからです。
これは探偵事務所にとっても同じようにリスクが発生するという部分もあります。
探偵事務所によっては証拠の提出を必須の条件とするところもあるでしょう。

実際に浮気相手に関して調べることができる内容は前述した“浮気相手に関して調べる必要があること”に記載した「氏名」、「住所」、「勤務先」、「家族構成」等の内容は調べることができるでしょう。
また、浮気相手に対して交渉するため、配偶者と浮気相手を別れさせるために相手の行動等に関して情報収集を行うこともあります。

4-1.探偵に調査を依頼するメリット

上記の点や“浮気相手を自分で調べたい場合は”の注意点を踏まえると、探偵に依頼することによって、「リスクが回避できる」、「正確に必要な情報を得られる」といった部分になるかと思います。

4-2.主な調査方法

基本的には浮気調査不倫調査を行う上で、同時に必要な情報を収集することが大半です。
住所や勤務先の情報に関しては特に、浮気調査の過程で収集できてしまうことが多いです。
単純に情報収集のみということになると、所在調査を行わなければなりません。

4-3.どのような業者を選べば良いか(探偵・興信所・便利屋の違い)

浮気相手の情報収集を行う際に、自分でできる事の範囲はどうしても限られてしまいます。
そういった際に活躍するのが専門の業者ですが、どういった業者に依頼すれば良いのでしょうか。
「もしかしたら便利屋でもいいの?」、「探偵と興信所と便利屋は何が違うの?」という疑問にお答えします。

4-3-3.便利屋とは

俗に言う「何でも屋」に近い部分があります。
多種多様なサービス内容で大半の困りごとは解決できることでしょう。
しかし、今回のように浮気相手に関して調べることは「探偵業法」に該当します。
探偵の定義を簡単にまとめると「他人の依頼を受けて、特定人の所在または行動を調査して、依頼人に報告すること」です。
つまり依頼しようと考えている便利屋が探偵業の届け出を行っていない限り依頼することはできません。

4-3-4.探偵と興信所は何が違う?

探偵事務所の名称が「○○探偵事務所」や「○○探偵社」、「○○興信所」と様々で戸惑う方もいるかもしれません。
しかし、現在、名称による大きな違いはないと考えられます。
但し、取り扱いのある業務、得手不得手はあるかもしれませんので、ホームページを見たり、直接問い合わせてみたりすると良いでしょう。

4-3-5.探偵・興信所を選ぶポイント

浮気相手のことを調べる際にどういった探偵事務所や興信所を選べば良いのでしょうか。
大半の探偵事務所はこういった内容を取り扱っていますが、住所等を調べることに関しては一部、所在調査に該当しますので、浮気調査のみを取り扱っている探偵業者は対応できない場合もあります。
ホームページ等で確認した上で、内容を問い合わせてみると良いでしょう。

4-3-6.費用の相場

まず、不貞行為の証拠があることが前提にはなりますが、浮気相手の情報収集だけでみるとおおよそ5万円~15万円程度の費用が必要になってくることが予測されます。
これは、どういった情報を把握しており、どういった情報を調べる必要があるかという部分によって異なります。

5.よくある質問

Q1浮気をしているかはっきりわからないのですが、浮気相手と思われる人物を調査できますか?
A1.不可能なわけではありませんが、どのような状況で浮気相手だと思われたのか、経緯を詳しくお聞かせいただく必要があります。
その上で、まずは浮気の事実確認を行う必要があると思います。

Q2.配偶者が浮気相手と別れてしまいました。配偶者と接触することがないので、尾行することができないと思いますが、浮気相手の住所を調べることはできますか?
A2.可能です。但し、浮気相手に関して何も情報がなければ難しくなる場合も御座います。
まずは、どういったことを把握されているかお聞かせください。

まとめ

浮気相手に関して知ることは、主に慰謝料請求をする際、相手に交渉して浮気行為を止めさせる場合に必要になります。
また、それ以外にも、浮気相手が配偶者や自分を含めた家族に対して何か影響を及ぼす可能性がある場合は調べておく必要があるでしょう。
例えば、配偶者と浮気相手が別れた後、浮気相手は憎しみの感情からストーカーや、家族に対して危害を加えるような人物に変化してしまう場合があります
こういった場合に警察に相談するにしても、どこの誰かということがわかっていなければ対応することもできません。
浮気相手の情報を把握しておくことによって、ご自分のペースで目的に合った行動を起こすことができるようになるでしょう。