ストーカー対策はプロの探偵に! 知らない人からの被害や警察相談のポイントも


ストーカー被害に悩んでいる方は少なくありません。現在では、女性だけでなく、男性もストーカー被害で困っている方もいるのです。また、元彼や元彼女などの知人だけでなく、全く知らない人からストーカーされる、ということもあります。こうしたストーカー被害を解決するためには、自分で対策をとりつつ、プロにも相談するのがベストです。

  1. ストーカー対策の必要性
  2. 自分でできるストーカー対策
  3. ストーカー対策を探偵へ依頼する場合
  4. ストーカー対策についてよくある質問

探偵やプロによってストーカーの犯人を特定したい・ストーカー被害の証拠をおさえて解決したいという方は、ぜひ最後までこの記事を読んでみてください。

1.ストーカー対策の必要性

まずは、ストーカー対策について、基本的な内容を見ていきましょう。

1-1.ストーカー犯罪の現状

ストーカー被害件数は年間2万件を上回っており、けしてひと事ではありません。つきまといやいたずら電話などをはじめ、最近ではSNS上でしつこくつきまとってくるネットストーカー(ネトスト)も増えてきています。平成29年以降は、性的羞恥心を害する電子ファイルの送りつけも、つきまとい規制対象行為として認められているほどです。

1-2.ストーカー行為とは?

ストーカー行為には、主に以下のようなものがあります。

1-2-1.つきまとい・尾行・まちぶせ

通勤・通学路や、家の近くをうろつき、まちぶせ・尾行する行為のことを言います。また、自宅や職場におしかけることも、つきまといの範囲に入るのです。

1-2-2.面会や交際の要求

復縁・交際をしつこく要求したり、プレゼントなどを送りつけたりする行為のことです。

1-2-3.いたずら電話・無言電話

いたずら電話や、帰宅時間に合わせて電話をかける行為を言います。何度も連続してかけることもあるでしょう。

1-2-4.名誉を傷つける行為

誹謗(ひぼう)中傷をインターネットに掲載したり、職場や自宅に貼ったりする行為です。事実かどうかにかかわらず名誉の侵害となります。

1-2-5.監視していることを告げる

「ずっと見ているぞ」と言ったり、行動内容をメールで送ったりインターネットに書き込んだりする行為のことです。帰宅時間ちょうどの電話は、こちらにも該当します。

1-2-6.乱暴な言動など

大声でどなる・家の前で車のクラクションを鳴らすといった行為のことです。

1-2-7.汚物・性的羞恥心を害するもの・データの送付

汚物・動物の死骸・わいせつな写真などを送りつける行為です。前述のとおり、データの送付も該当するようになりました。

1-3.ストーカーの危険性

ストーカーは、常識や法律が通用しないため、対策を誤ると、場合によっては大変危険なことになります。襲われたり刺されたりする前に、きちんとした対策をとりましょう。

2.自分でできるストーカー対策

ストーカー対策について、まずは自分でできることをご紹介します。ただし、すでに身に危険を感じている場合や、命にかかわる問題が起きかけている場合は、ただちに警察に相談してください。

2-1.被害にあわないための方法

ストーカー被害を避けるためには、以下のような方法があります。

  • なるべくひとりで歩かない
  • なるべく明るく人通りの多い道を歩く
  • 行動パターンをルーチン化しない
  • 人の気配を感じたときは、電話をするふりをして、知人が近くにいると思わせる
  • コンビニや交番など、かけこめる場所を把握しておく
  • 防犯ブザーを、見えるように持ち歩く

2-2.ストーカー被害を拡大させないための方法

すでにストーカー被害を受けてしまっている場合は、必ず第三者に相談しましょう。ストーカーをあおったり、過度におびえたり、SNSに書き込んだりするのはNGです。ストーカーは、対象人物のリアクションに過敏に反応します。どのようなリアクションでも、ストーカーを喜ばせてしまうことを意識しておきましょう。SNSを使っている人は、しばらくの間どのような内容でも、更新をしないほうがよいでしょう。

2-3.ストーカー対策には証拠集めが重要

ストーカー被害について警察に相談する際は、証拠があったほうが、話が早くスムーズです。もちろん証拠がなくても、パトロール強化などは行ってくれます。ただし、直接の注意を与えたり法的に裁いたりするには、客観的な証拠が役立つでしょう。証拠には、以下のようなものがあります。

  • 送られてきた書面・写真・メール・画像など
  • SNSの書き込みなど(スクリーンショットを撮る)
  • 電話のあった日時・内容
  • つきまといやまちぶせのあった証拠写真(自分で撮るのは絶対にNG。必ずプロに依頼すること)
  • そのほか気づいたことは残る形でメモしておく

2-4.ストーカー被害の相談先

いきなり警察に相談するのは怖いという方も多くいらっしゃるでしょう。警察に相談する前の相談先をいくつかご紹介します。ただし、危険が迫っている場合はただちに警察に相談してください。

2-4-1.警視庁総合相談センター

電話番号:「#9110」
ストーカー被害や身の回りのトラブルなども相談できるので、110番ほど緊急性がない場合でも大丈夫です。

2-4-2.一般社団法人 男女問題解決支援センター

ストーカー被害に関する悩みや相談に対応してくれる団体です。臨床心理士とのメール相談や面談が行えます。初回面談は無料です。

一般社団法人 男女問題解決支援センター

3.ストーカー対策を探偵へ依頼する場合

次に、探偵を利用したストーカー対策方法をご紹介します。

3-1.ストーカー対策に探偵を利用すべき場合とは?

以下の場合は、探偵が役立ちます。

  • 知らない人からストーカー被害を受けている(身分の特定をしたい)
  • 警察に行く前に、つきまといなどの証拠をおさえたい
  • 証拠や調査結果を持って、警察に同行してほしい
  • 警察が動いてくれないので、代わりに調査してほしい

3-2.プロの対策とは?

探偵社をはじめとした調査のプロは、以下のような方法によってストーカー対策を行うことができます。

  • 張り込みによって、ストーカーのつきまとい行為などを写真撮影
  • 監視カメラによる犯人の撮影
  • 犯人の人物・居所・職場などの特定
  • 警察への相談同行

3-3.探偵社による調査費用相場

調査費用は、業者や調査時間によって大きく異なります。ご参考までに、愛知探偵事務所の過去の調査費用をご紹介しましょう。

【パターンA】
監視カメラのセットにより、被害者にとって不利益な書面をポスティングしていたストーカーの、人物と住所を特定ののち示談・和解

  • 監視カメラセット(2台):60,000円
  • カメラデータチェック:5,000円
  • 住所特定調査:100,000円
  • 計165,000円

【パターンB】
不定期にインターホンを鳴らすストーカーの犯行現場を撮影・自宅特定・警察との協力により厳重注意

  • 6日間の張り込みパック(調査員二人・車両2台・報告書含む):500,000円

3-4.探偵社の選び方

ストーカー対策で探偵社を選ぶ際は、以下のポイントをおさえましょう。

  • 実績やノウハウが豊富
  • 無料相談ができる
  • 料金が分かりやすい・事前に提示してくれる
  • 警察との連携がある
  • 探偵業届出などの資格がある

4.ストーカー対策についてよくある質問

ストーカー対策について、よくある質問にお答えします

Q.元彼・元夫がストーカー化してしまったのですが
A.相手が判明している場合、住所や職場が分かっているため、調査がしやすくなるでしょう。客観的な証拠をおさえたうえで、第三者をはさんで話し合いを行えば解決しやすくなります。

Q.警察がすぐに動いてくれる被害パターンを教えて
A.以下の行為は、犯罪行為であるため、警察はすぐに動いてくれます。

  • 住居侵入罪
  • 信書開封罪(手紙など郵便物を勝手に見られた場合)
  • 逮捕・監禁罪(身柄を拘束された場合)
  • 脅迫罪(自分や知人の命をおびやかすような内容を言われた・書かれた場合)
  • 名誉棄損罪(自分に関する不利益な情報をインターネットに流されたりビラをまかれたりした場合)

Q.ストーカー対策グッズとは?
A.防犯ブザー・ダミーカメラ・催涙スプレーなどがあります。催涙スプレーは、ストーカーに襲われた際の最終手段となるため、なるべく使わずにすむような対策をとりましょう。防犯ブザーは、持っていることをアピールするだけでも対策になりますが、念のため100デシベル以上の大きな音のもの、そして、方法を知らなければ簡単に音を止められないものがおすすめです。
ダミーカメラは数千円で購入できます。大家さんや管理人に相談すれば、マンションの管理費で設置してもらえる場合もあるでしょう。自費で購入したものを設置する場合は、あらかじめ相談すれば共有スペースにも設置させてもらえます。

Q.ストーカーと話し合いによって解決できそうな場合は?
A.ストーカーとの話し合いによる解決を行う場合は、絶対にひとりで対応してはいけません。場所はなるべく明るく人の多いところがおすすめです。第三者は、他人であればあるほどよいでしょう(探偵社・弁護士など)。身内だと逆上させてしまう可能性があります。たとえば、元彼がストーカー化した際に新しい恋人(男性)や男友達を連れていくのはNGです。また、念のため会話は録音しておきましょう。

Q.ストーカー被害について相談する際のポイントはありますか?
A.困っていることはなんでも相談しましょう。あらかじめメモに書いておくと落ち着いて相談できます。費用の相談や最終的にどうしてほしいかなどもまとめておくとよいでしょう。
また、被害を受けやすい時間帯・曜日などが分かっていると、調査時間を短く(費用を安く)できます。自分の行動パターンや、連絡が来る日時、つきまといが発生した時間などは、しっかりメモしておきましょう。

まとめ

ストーカー対策についてご紹介しました。ストーカー被害は、精神的な負担となってしまうでしょう。ストーカー問題をなるべく早く解決するためにも、ひとりで抱え込まず周囲の人やプロに相談してください。