モラハラに悩んでいる人必見! 証拠の集め方などを詳しく解説


「モラハラ」という言葉を聞いたことはありませんか? モラハラとは、言葉や態度による精神的な嫌がらせのことです。夫婦間で行われることも珍しくなく、離婚の原因になることもあります。その一方で「モラハラを理由に離婚を考えているが、証拠の集め方が分からず悩んでいる」という人もいるでしょう。

そこで今回は、モラハラの実例やモラハラをしている証拠の集め方を解説します。

  1. モラハラの基礎知識
  2. モラハラの証拠を押さえる重要性
  3. プロにモラハラ調査をしてもらう方法
  4. モラハラに関するよくある質問

この記事を読めば、モラハラの定義についてもよく分かるでしょう。配偶者の態度が「モラハラではないか」と疑っている人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.モラハラの基礎知識

はじめに、モラハラの定義やどのような関係で起こりやすいかということを紹介します。

1-1.モラハラの定義

モラハラとは、モラル(道徳・倫理)とハラスメント(嫌がらせ)を組み合わせた造語です。DV(ドメスティックバイオレンス)が暴力を用いて相手を支配する行為に対し、モラルハラスメントは言動や態度で、相手を貶(おとし)めたり支配したりします。近年は夫婦間のモラハラがクローズアップされることが多いのですが、友人間や会社の同僚同士でもモラハラが行われることもあるでしょう。

1-2.モラハラは証拠が残りにくい

モラハラは、DVとは異なり目に見える傷やあざなどは残りません。また、注意や叱責(しっせき)などと区別がつきにくいこともあります。たとえば、「自分はあなたのためを思って厳しい態度を取るんだ」と言われてしまえば、モラハラを受けている人は、「自分が悪いのだ」と思ってしまいがちです。そのため、自分がモラハラを受けている自覚がないこともあります。

1-3.モラハラの実例

以下のような行為が、モラハラの代表的なものです。

  • 相手を常に否定し続ける:「バカ」「そんなことも分からないのか」など
  • 相手を無視する:話しかけられても返事をしない、挨拶をしないなど
  • 不機嫌な態度を取り続けるが、理由を言わない:相手が理由を尋ねても無視し続ける
  • 相手の考えをあざける
  • 友人との連絡を禁止する
  • 人前でバカにする
  • 自分独自のルールを相手に強制する

このようなことが続くうちに、モラハラを受けている方は自尊心を失い、無気力になっていきます。

1-4.モラハラをする人の特徴

モラハラをする人は、外面はよい傾向があります。ですから、第三者がいるところでは「優しい配偶者」を演じ、2人きりになると態度が豹変することもよくあるでしょう。そのため、モラハラを受けていることを訴えても、なかなか信じてもらえないこともあります。また、恋人同士だったときは優しかったのに、結婚した途端に態度を豹変させる人もいるでしょう。

2.モラハラの証拠を押さえる重要性

この項では、モラハラの証拠をつかむ必要性などを紹介します。

2-1.モラハラが原因で離婚する場合は証拠が必要

前述したように、モラハラはDVとは異なり、傷などの証拠が残りにくいものです。そのため、モラハラを理由に離婚をしたい場合、配偶者からモラハラを受けたという証拠が必要になります。

2-2.モラハラの証拠とは何か?

モラハラの証拠とは、配偶者の言動です。日記に詳細に自分が受けたモラハラを記してもいいでしょう。また、録音や録画も証拠になります。

2-3.証拠を保管しておくメリット

モラハラの証拠を残しておけば、離婚の際にどちらが有責かはっきりします。DVを理由に離婚した場合、DVをした人がされた人に慰謝料を支払うことが多いのですが、モラハラも同じように、モラハラを行ったことが証明できれば慰謝料が請求できるでしょう。

2-4.自分で行うならば日記がおすすめ

前述したように、モラハラを行う人は外面がよく、第三者に相談をしても信じてもらえないこともあるでしょう。しかし、日記に詳細なモラハラの記録を残しておけば、信じてもらいやすくなります。証拠としては録画や録音の方がより信ぴょう性がありますが、配偶者にばれないように行うのはなかなか難しいものです。ですから、日記をつけましょう。

3.プロにモラハラ調査をしてもらう方法

この項では、プロにモラハラ調査をしてもらう方法やメリットを紹介します。

3-1.モラハラの調査は探偵業者に依頼する

モラハラの調査は、探偵業者が行ってくれます。隠しカメラなどを用いてモラハラを行っている様子を録画・録音してくれるので、より確実なモラハラの証拠をつかむことが可能です。

3-2.モラハラの調査をしてもらうと第三者のアドバイスを受けやすい

モラハラはまだ定義があいまいなところも多く、モラハラの加害者が「そんなことはやっていない」と否定することも多いでしょう。しかし、録音・録画などの証拠があれば、言い逃れはできません。また、モラハラを受けている様子を弁護士などの第三者に見てもらうことで、モラハラかどうか客観的に判断してもらいやすくなります。さらに、モラハラの程度が分かれば、モラハラを理由に相手を有責として離婚ができるかどうかも判断されやすくなるでしょう。

3-3.依頼方法や料金

現在はサイトを開設している探偵社も多いので、ネットを検索してストーカーや嫌がらせ・モラハラの調査を行ってくれる探偵社を探しましょう。モラハラ調査は対象がはっきりしているので、1、2日で証拠が集まることもあります。費用は数万~10万円前後が相場です。

4.モラハラに関するよくある質問

この項では、モラハラに関するよくある質問を紹介します。

Q.配偶者間のモラハラは、夫から妻に行われるものでしょうか?
A.いいえ。妻から夫に行われるケースも多いので、夫からだけとは限りません。

Q.モラハラが原因でうつ病などを発症しなくても、慰謝料の請求ができますか?
A.はい。結婚生活中に相手が自分に対して耐えがたいほどの精神的苦痛を与えたと認められれば、慰謝料を請求することが可能です。

Q.たとえば、親子間でモラハラがあった場合、それを理由に親子の縁を切ることはできますか?
A.現在のところ、親子の縁を法律的に「なかったこと」にすることはできません。しかし、弁護士に依頼して裁判所から「接近禁止令」などを出してもらい、物理的に近づかないようにしてもらうことは可能です。モラハラを理由に親の接触を拒否したい場合は、まず証拠を集めましょう。

Q.モラハラをしている本人がモラハラを認めない場合はどうしたらいいでしょうか?
A.そんなときこそ、集めていた証拠の出番です。モラハラは行った人ではなく、受けた人の証言を聞き、裁判所などの第三者が判断します。

Q.モラハラは、職場でも行われることがあるのですか?
A.はい。上司と部下という関係ではパワハラといわれますが、これもモラハラの一種です。

まとめ

いかがでしたか? 今回はモラハラの種類や証拠の集め方を紹介しました。モラハラのより客観的な証拠が欲しい場合は、録音や録画が一番です。個人では隠し録画が難しい場合は、探偵業者に依頼しましょう。