怪文書が送られてきたときの対応策は? 送り主を知るなら筆跡鑑定を


中傷的・暴力的な内容が書かれている怪文書をそのまま放置することはできませんよね。誰がどのような目的で書いたのか、どこから送られてきたのか判明しなければ、安心して暮らすことができないものです。しかし、差出人の住所や名前が書かれていないことが多いため、素人で突き止めるのは困難でしょう。怪文書の筆跡鑑定を行っている業者へ相談するのが1番です。

本記事では、怪文書が送られてきたときの対応や、筆跡鑑定の方法とポイントを解説します。

  1. 怪文書の基礎知識を知ろう!
  2. 怪文書が送られてきたときの対処法
  3. 怪文書の筆跡鑑定とは?
  4. 怪文書に関してよくある質問

この記事を読むことで、怪文書の正しい対応と筆跡鑑定についてよく分かります。気になっている方や悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

1.怪文書の基礎知識を知ろう!

まずは、怪文書がどんなものなのか特徴を把握しておきましょう。また、怪文書のトラブルと問題点についても解説します。

1-1.怪文書は出所が分からないいかがわしい文書

中傷的・暴露的な内容で、どこから送られてきたのか分からない文書が怪文書です。会社などの組織に不満を持っていたり、人を貶める(おとしめる)ことを望んでいたりする人が作成します。たとえば、「死」という文字がたくさん書かれていた・身に覚えのない写真が送られてきたなど、怪文書の内容はさまざまです。住所や名前が書かれていないので、誰が何の目的で送ってきたのかすら分からない不安に悩まされることもあります。

1-2.怪文書を送る犯人の心理

怪文書が送られたきたときは、誰が何のために送ってきたのか分からないという不安が押し寄せてくるものです。怪文書を送る犯人の心理はさまざまですが、妬みつらみなど感情を抑えられなくなった犯人が怪文書を送るという行動を取ります。たとえば、男女問題・会社内での評価・ライバル会社からの恨みなどが原因です。怪文書のほかにも、車や外壁を傷つけたりと行動を起こすケースもあります。

1-3.SNSなどデジタル問題

インターネットの普及により、SNSなどへの誹謗中傷記事もたくさん出てきました。怪文書は紙としての形に残るもの限定ではなく、SNSへの書き込みも含まれます。SNSへの書き込みはすぐに世間へ広まるため、風評被害の問題も挙がっているのです。

1-4.怪文書にもさまざまな手段がある

怪文書は文書・はがきなど、さまざまな種類と手段があります。代表的な怪文書は、新聞や雑誌などの文字を組み合わせたものです。新聞・雑誌の文字を切り取れば、自分で文字を書く必要がありません。また、企業を攻撃する内容や犯罪を予告するような怪文書もあります。自分の家族が傷つけられるおそれがある場合、早めに対処しなければなりません。ほかにも、より不気味さを与えることになる手書きの怪文書や、偽名を使われていることもあります。

2.怪文書が送られてきたときの対処法

怪文書が送られてきたときは恐怖でパニックになりがちですが、冷静な判断が必要となります。では、どのように対処すればいいのでしょうか。

2-1.まずは冷静になること

誹謗中傷・殺害予告・脅しなどが記載されている怪文書が送られてくると、どのように対処したらいいのか感情的になってしまいますが、まずは冷静になることが大切です。不安な気持ちが勝るので恐怖で周囲が怖くなるでしょう。しかし、感情的になればなるほど、怪文書がなぜ送られてきたのか冷静な判断ができなくなります。冷静になり、怪文書を解読し、その先に起こる出来事に対して備えなければなりません。また、その怪文書に書かれていることが本当なら、素直に認める気持ちも必要です。

2-2.信頼できる専門家に相談しよう

誰が何の目的で怪文書を送ってきたのか分からない場合、安易に身近な人に相談するのは危険です。その人が送り主の可能性もあるので注意してください。怪文書の相談は、探偵事務所や弁護士などの専門家へ相談しましょう。怪文書の扱い方に慣れている専門家なら、アドバイスを受けることができます。会社宛てに送られてきた場合は、顧問弁護士に相談するのも方法の1つです。怪文書の解析だけでなく、今後の対応についても策を練ることができますよ。1人で悩み続けるよりも、信頼できる専門家に相談するのが大切です。

2-3.怪文書の現物を大切に保管する

嫌な気持ちにさせる怪文書は、できるだけ手元に置きたくないものです。しかし、怪文書そのものが立派な証拠になるため、大切に保管しておきましょう。不用意に汚れをつけたり、ぬらしたり、感情的になって破いたりしまうと貴重な情報を失ってしまいます。念のため、写真で残したりコピーしたりしておくといいでしょう。また、誰かに怪文書を確認してもらうときも、コピーにしたものを見せれば安心です。

2-4.どこの誰が何の目的で送ってきたか想定する

怪文書の内容から直接送り主を突き止めることは困難ですが、どこの誰が何の目的で送ってきたのか想定することができます。よくあるのが、意外にも自分の身近な人物が送り主であったというケースです。いずれにしても、送り主は自分のことをよく知っている人なので、あなた自身も知っている人物である可能性が高いといえるでしょう。怪文書の内容などを踏まえ、以下の項目について考えてみましょう。

  • 誰が住所・名前を知っているのか
  • 想定できる人物の中で、何か恨まれるようなことをしていないか
  • 怪文書の内容から何を知られているか
  • 怪文書の内容をどこでどのように手に入れられた可能性があるか
  • 怪文書に書かれている内容の目的は何か
  • 筆跡から思い当たる人物はいないか
  • 怪文書が郵送された場合、投函(とうかん)された場所はどこか
  • 直接投函された場合、自宅・勤務先の場所を知っている人物は誰か
  • 怪文書に使われた鉛筆・ボールペン・マジックなど何を使って書いているか

3.怪文書の筆跡鑑定とは?

怪文書の送り主を突き止める方法として、筆跡鑑定があります。筆跡鑑定を依頼する際のポイントと注意点を解説しましょう。

3-1.対照資料と見比べる筆跡鑑定

筆跡鑑定では、書いた人が特定されている資料の対照資料と見比べて送り主をしぼります。複数の筆跡を比較することで、怪文書を書いた本人が同一人物であるか別人であるかを識別するものです。そのため、筆跡鑑定を依頼する際は、送り主と想定できる人物の筆跡が分かる鑑定資料を何点か用意しなければなりません。共通文字が3~4文字程度では判断が難しくなり、数多くの文字を鑑定するほど精度が高くなります。

3-2.筆跡鑑定を依頼したほうがいいケース

誰が怪文書を送ってきたのか、ある程度の人物に目星がついているケースは、容疑事実を明らかにするため筆跡鑑定を行います。筆跡鑑定で対照資料と同一人物であると判断されれば、公判のための証拠資料にできるのです。送り主へ事実を認めさせることができるでしょう。また、送り主の判断がつかない場合も、筆跡鑑定をおすすめします。筆跡鑑定は、幅広い対象の中から範囲をしぼる目的で依頼するケースも多いのです。送り主だと思われる人物をある程度しぼることができれば、犯人の目的も見極めやすくなるでしょう。

3-3.筆跡鑑定のメリット・デメリット

筆跡鑑定の大きなメリットは、送り主の正体をしぼることができる点です。筆跡は素人ではなかなか確かめられません。しかし、筆跡鑑定の実績がある探偵社へ依頼すれば、正確な判断を得ることができるでしょう。誰が何のために送ってきたのか、見破りやすいというわけです。しかし、筆跡鑑定にもデメリットがあります。それは、鑑定士の主観性や力量の差が出てしまうことです。実際に、怪文書の誤った鑑定で免罪になったというケースもあります。誤った鑑定にならないためには、筆跡鑑定の実績がある業者を見極めなければなりません。

3-4.探偵事務所に依頼しよう

筆跡鑑定は、探偵事務所に依頼することがほとんどです。探偵事務所=いろいろな調査を行っているところというイメージが強いですが、筆跡鑑定も含まれています。個人宛てに限らず、企業宛てに送られてきた怪文書の鑑定も行っているので、ぜひ1度チェックしてみてはいかがでしょうか。愛知探偵事務所では、25年以上の実績を持つ鑑定機関が鑑定を行っています。日本全国からの依頼が可能で無料相談も受け付けているので、ぜひご相談ください。

3-5.筆跡鑑定の相場は6万円~

筆跡鑑定を探偵社へ依頼する場合、鑑定項目・調査内容・期間などで費用が異なります。目安の費用として、愛知探偵事務所の料金設定を以下にピックアップしてみました。

  • 略式鑑定(7~10日):6万円
  • 通常鑑定(約25日間):15万円
  • 本鑑定(約5週間):32万円

鑑定人の目で見極める簡易的な略式鑑定なら数万円で可能ですが、本格的な鑑定を依頼したい方は通常鑑定または本鑑定がおすすめです。特に、本鑑定は通常鑑定よりもさらに詳細な分析や特徴点の指摘を行います。鑑定人の真価ともいえる正式な鑑定書なので、相手に対して追及するケースに最適です。

3-6.優良業者を見極めることがポイント

探偵社の中には、筆跡鑑定をきちんと行わずにいい加減な鑑定をし、高額な費用を請求する悪質な業者が存在しています。最も簡単な鑑定の略式鑑定でも数万円はかかるため、優良業者と悪徳業者を見極める力が重要です。探偵社を選ぶ際は、以下のポイントに注目してください。

  • 筆跡鑑定の実績があるか
  • 探偵業の許可を取得しているか
  • ほかの鑑定人が作成した鑑定書に反論する反論書も作成可能か
  • 日本全国から依頼できるか
  • 料金体系が明確になっているか
  • 無料相談・無料見積もりが可能か
  • 口コミ・評判がいいか
  • 親身になって話を聞き、的確なアドバイスをしてくれるか

4.怪文書に関してよくある質問

怪文書に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.怪文書を受け取った後から意識すべきことは?
A.送り主は、意外とあなたの近くに存在していて、反応を近くで伺っている可能性があります。怪文書を送った後、あなたがダメージを受けていないと判断すれば、攻撃がエスカレートする可能性が考えられるのです。常に、見られているという意識を持ってください。特に、不倫や横領など弱みをにぎられた場合、追い打ちをかけてくることが簡単に想定できます。自分の弱みになるような不誠実な行動は慎むように気をつけておきましょう。

Q.怪文書で受ける悪影響とは?
A.攻撃がエスカレートすると、あなたにとって大切な人やものに悪影響をおよぼすおそれがあります。たとえば、家族に嫌がらせをされたり、精神を衰弱させるまで追い込んだりするなどです。これらの2次・3次被害が起きることも想定して、行動したほうがいいでしょう。怪文書だけで犯人を特定するのは困難ですが、器物破損・建造物侵入など法を犯す行動に出た場合、それを証拠として警察へ届出もできます。ただし、自分で対応するのは危険なので、探偵社など専門家に相談すべきです。

Q.会社宛てに怪文書が送られてきたときの注意点は?
A.個人ではなく会社に対する怪文書の場合は、社内環境を1番に考えた対応が重要となります。社内で独自に犯人探しをするのは得策ではありません。大々的に犯人探しを行えば、社内の環境が悪くなり、憶測や不安から事件へつながる可能性もあるからです。社員のことを考えた上で、迅速に探偵社や弁護井へ相談すべきでしょう。

Q.鑑定を依頼する際に必要な対照資料はどんなものか?
A.送り主と思われる人の履歴書やメモの走り書きなどがあります。しかし、怪文書の性質によって、対照資料の性質も変えなければなりません。たとえば、怪文書が告発であれば、対照資料も文章になっているものが望ましいです。どんな対照資料がいいかどうかは、探偵社に確認してください。

Q.悪質な業者の特徴は?
A.依頼者の話を聞かずに契約を迫る・見積書の内容が細かく記載されていない・探偵業の許可を取得していないなどです。特に、探偵業の許可証をホームページや事務所に掲げていないところは、悪質な業者の可能性があります。十分に注意し、優良業者と悪徳業者を見極めてください。

まとめ

いかがでしたか? 怪文書の犯人を明らかにするのは、プロの鑑定士でも容易ではありません。まずは冷静になり、怪文書の内容を何度も読み直しましょう。そして、誰が何の目的で送ってきたのか、周囲に自分へ恨みを持つ者がいないかどうか考える時間が必要です。その際は、次にどのような行動を取るのか、起こり得ることに対する対策も立てておきましょう。素人では判断しづらいため、プロの探偵社に相談するのが1番です。筆跡鑑定の実績がある探偵社へ相談し、怪文書の送り主をしぼりましょう。



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