嫌がらせにお困りの方! 対策・やめさせる方法とコツを紹介!
「事実無根のうわさを流されて困っている」「根も葉もない中傷で仕事に支障が出ている」など、しつこい嫌がらせにお困りではありませんか。やめてほしくても、誰が何のために嫌がらせをしているのか分からないこともありますよね。きちんと対策するためにも、まずは、客観的な証拠をつかむことが大切です。
今回は、嫌がらせへの対策について詳しく解説します。
- 嫌がらせの主なパターンと原因
- 嫌がらせ対策や注意点
- 探偵に依頼するのがおすすめ
- 嫌がらせ対策でよくある質問
この記事を読むことで、嫌がらせ対策についてよく分かり、適切な方法で進めることができます。まずは、記事を読んでみてください。
1.嫌がらせの主なパターンと原因
最初に、嫌がらせの実情について見ていきましょう。
1-1.嫌がらせのトラブルでありがちなこと
嫌がらせのトラブルでありがちなケースをご紹介しましょう。
1-1-1.職場で孤立するように仕向けられた
営業成績がよく上司からの信頼も厚いAさんだったが、上司とプライベートで付き合っているとのうわさを職場で流され、孤立するように仕向けられた。現在、仕事に支障が出るだけでなく精神的な苦痛を味わわされている。うわさを流したのは、同期でも目立たない存在のBだった。
1-1-2.近所に「不倫している」とのうわさを流された
Cさんは、近所で「不倫をしている」とのうわさを流され、とおりすがりにあいさつをしても無視されるようになっている。事実無根なので困っていたが、自宅に張り紙までされるようになり調査を開始した。その結果、最近離婚した近所のDが、家庭がうまくいっているCさんに嫉妬してやったことだった。
1-1-3.元彼からしつこく付きまとわれる
Eさんは、2年前にきっぱり別れたはずの元彼からしつこく待ち伏せされるなどの嫌がらせを受けている。元彼Fは、Eさんとの別れに納得しておらず、現在もまだEさんから好かれていると思い込んでいた。新しく付き合い始めた男性にも、Eさんが淫らな女性であるかのように吹き込み、破たんに追い込もうとしている。
1-1-4.知人にSNSで個人情報を流された
Gさんは、親友と思っていたHに悩みなど何でも相談している。しかし、最近になって特に親しくない人がGさんの悩みの内容や個人情報を知っていることが判明した。実は、HからすればGさんは何でも恵まれている存在であり、嫉妬の対象だった。Hは、Gさんの悩みの内容や個人情報をSNSで流すことで嫌がらせをして楽しんでいた。
1-2.嫌がらせの主な原因は嫉妬心
嫌がらせは、嫉妬心が主な原因になっていることが多いものです。自分より恵まれた環境にいたり仕事や恋愛がうまくいっていたりすると、嫉妬心が生まれることがあります。相手がうらやましいと同時に、自分のふがいなさを自覚してどうしようもない思いが生まれるのです。嫉妬心が生じても多くの人は感情をコントロールできるでしょう。しかし、嫌がらせをする人は感情を抑えきれず、攻撃的になってしまうのです。
2.嫌がらせ対策や注意点
嫌がらせへの対策方法や注意点などを詳しく解説します。
2-1.嫌がらせ対策は心構えから
嫌がらせを受けたら、まずは落ち着いて対策を考えることが大切です。具体的なポイントは、以下をご覧ください。
2-1-1.相手と同じレベルで戦わない
相手と同じレベルで戦わないことは、嫌がらせ対策の基本です。明らかに相手が悪くても、同じことをやり返していては問題が悪化することでしょう。低レベルな嫌がらせを受けても「かわいそうな人だと」と考え、き然とすることが大切です。嫌がらせに対して汚い言葉で相手をののしったりほかの人に悪口を言ったりすると、ますますエスカレートすることがあります。一時的な感情の高ぶりで間違った対策をしないよう十分に気をつけることが肝心です。
2-1-2.ひとりで抱え込まない
嫌がらせを受けたら、ひとりで抱え込まずに第三者に相談しましょう。第三者に相談すれば、心の負担が軽くなるだけでなく、解決策が見つかる可能性が高くなるからです。また、嫌がらせをした相手も、ほかの人が関わっていると分かれば動揺し、手を引くこともあるでしょう。特に、社会的立場が強い人や機関に相談すると効果があります。
2-1-3.証拠を残すようにする
相手に合法的な制裁(慰謝料請求など)を加えるためにも、証拠を残すようにしましょう。嫌がらせを受けた日時や手段・内容を、できるだけ客観的に記録しておくのです。たとえば、スマホで撮影しておくとタイムスタンプ機能により撮影日時と共に記録できます。また、電話などがかかってきたら、録音してください。文字や画像よりも、臨場感のある証拠として有力なカードになります。中傷ビラなども重要な証拠となるので処分せずに保管しておきましょう。
2-2.無関心を装いながら対策を進める
嫌がらせをやめさせるには、できる限り無関心を装うことが大切です。困惑した態度を見せれば見せるほど、相手が喜びます。すると、ますます嫌がらせの内容が陰湿になる可能性があるのです。相手をむやみに刺激せずに対策するには、表では無関心を装いつつ裏で着々と進めることをおすすめします。なお、嫌がらせの相談先には、以下のようなところがあるので活用してください。
- 警察相談専用電話:ストーカー行為などすでに実害がある・至りそうな場合におすすめ
- 厚生労働省あかるい職場応援団:職場でのパワハラ・嫌がらせの相談が可能
2-3.相手を逆上させないことが大切
嫌がらせをする相手を逆上させないように注意してください。たとえば、以下の行為は相手を逆上させる可能性があり、危険です。
- SNSのブロック・メールや電話の着信拒否
- 急に引っ越す
- いきなり転職する
3.探偵に依頼するのがおすすめ
嫌がらせを受けたら、探偵に調査を依頼することをおすすめします。
3-1.相手の特定や証拠をつかむことができる
嫌がらせの調査を探偵に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
- 相手が不明な場合は特定できる
- 客観的な証拠をつかむことができる
- 気持ちの整理がつき、精神的な安定につながる
3-2.信頼できる探偵業者の選び方
嫌がらせの調査は、以下のポイントに当てはまる探偵業者に依頼しましょう。
- 嫌がらせの調査実績が豊富にある
- 見積もりは無料
- リーズナブルで明確な料金システム
- スタッフの感じがよく、親身になって相談に乗ってくれる
- 守秘義務を深く理解し、十分な配慮をしている
- 調査結果をきちんとした報告書にまとめてくれる
- 顧客からの評判がいい
- 活動地域の公安委員会に届け出済み
なお、当愛知探偵事務所でも嫌がらせの調査をお受けしています。数多くの調査実績とノウハウによりお役に立てますのでご検討ください。
3-3.調査費用は5万~50万円程度が相場
以下は、当愛知探偵事務所でお受けした場合の一例です。
- 嫌がらせ・ストーカー調査:5万~50万円程度
調査費用は日数・調査員数・難易度などで異なります。まずは、業者に見積もりを依頼してみるといいでしょう。
3-4.張り込みや聞き込みなどが主な調査方法
探偵業者に依頼した場合、主に以下のような調査方法で進めていきます。
- 身辺調査
- 張り込み調査
- 聞き込み調査
- SNSでの発言調査
実際には、複数の方法を同時進行して確実に証拠をつかむために動きます。具体的にどんな調査方法になるのかは、業者に確認してください。
3-5.悪質業者に注意すること
探偵業者の中には、きちんと調査せず適当な報告をしてくる悪質なところもあります。途中経過の報告もなく、契約をして料金を受け取った以降はそっけない態度を取る業者もいるので注意しましょう。また、依頼していないのに勝手に追加調査をしたり見積もりよりもはるかに高い金額を請求してきたりするケースも見られます。さらに、事務管理がずさんで個人情報や相談内容が外部に流出する可能性もあるのです。悪質業者の被害に遭わないためには、3-2の項目を参考にし、信頼できる業者に依頼してください。
4.嫌がらせ対策でよくある質問
最後に、嫌がらせ対策に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.嫌がらせをされる側にも悪い点があるのでは?
A.いいえ、嫌がらせをするほうが100%悪いのです。たとえ、嫌がらせをされるきっかけや原因があったとしても、実際に迷惑行為があった時点で相手に非があります。必要以上に自分を責めず、必要な対策をしましょう。
Q.嫌がらせをする人物の特徴は?
A.嫌がらせをする人物には、以下のような特徴が見られます。相手を特定するときに参考にしてください。
- 自己中心的な考えを持つ
- 嫉妬深い
- プライドが高い
- 見えっぱり
- 物事をネガティブに受け取りがち
- 友人や知人が少なく孤立している
- 周囲にちやほやされないと気を悪くする
Q.自分で相手に内容証明を送ってもいい?
A.専門家に相談し、確実な証拠を用意してからのほうがいいでしょう。内容証明は、嫌がらせをやめさせるために一定の効果を持ちます。しかし、送り先の相手が確実に嫌がらせをしていることが証明できなければ、逆に名誉棄損で訴えられる可能性があるので注意しましょう。
Q.嫌がらせの慰謝料の相場は?
A.相場は、50万~300万円程度です。嫌がらせの内容・期間・精神的な苦痛や実害の有無などによって大きく異なります。まずは、嫌がらせの証拠を用意し、弁護士などに相談してみてください。
Q.嫌がらせをした相手が謝罪したいと言ってきたのですが?
A.謝罪を受け入れるかどうかは自由です。しかし、相手が本心から謝罪したいのかは断定できません。1対1で会うのは避け、信頼できる第三者に同席してもらうことをおすすめします。また、謝罪を受けた場で念書を書いてもらうといいでしょう。
まとめ
今回は、嫌がらせ対策について詳しく解説しました。嫌がらせを受けたら、できるだけ早く解決するためにも、確実な証拠をつかむことが大切です。相手を特定し、客観的な証拠を提示することで謝罪や慰謝料の要求に役立ちます。なお、自分ひとりで悩みを抱え込まず、第三者に相談して味方になってもらうと安心です。嫌がらせをやめさせ、平穏な日々を取り戻すためにも、できることを着々と進めていきましょう。